自転車ヘルメットをかぶろう! | 愛知県自動車販売店協会(略称:愛自販)

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自転車ヘルメットをかぶろう!

自転車ヘルメットをかぶろう!
愛知県では、既に令和3年10月1日より条例改正で、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務となっていましたが、令和5年4月1日から改正道路交通法の施行により、全国でも自転車利用時に、利用者全員のヘルメット着用が努力義務化されました。 従来の道交法では、ヘルメット着用を努力義務とする対象は、児童や幼児に限られていましたが、改正後は「自転車の運転者は乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」とされ、前後に座らせる同乗者についても、運転者に同様の努力義務を盛り込む条項が追加されました。
目 次

ヘルメット着用義務化の背景

警察庁の統計によれば、交通事故全体に占める自転車の構成比率は、2018年から毎年増加しており、自転車死亡事故の約6割が頭部に致命傷を負っているそうです。ヘルメットを着用していれば死亡率は大きく下がるのですが、ヘルメットを着用していない場合の死亡率は、着用している場合と比較すると約2.2倍も高いということです。
愛知県内でも、令和4年に137人もの方が交通事故によって亡くなっており、このうち 20人(14.6%)の方が自転車乗用中となっています。自転車乗用中の交通事故死者 20 人のうち、全員がヘルメット非着用(100%)であり負傷主部位が頭部であった方は 13 人(65.0%)でした。 もしヘルメットを着けていれば、この13人の命は助かった可能性があると言われています。
以上のことから、ヘルメットによって頭部を守ることはとても重要なのです。

努力義務だから、着けなくてもいい?

ヘルメットをかぶっていない人が多いから、ヘルメットは格好悪いし、髪の毛が乱れる、自分は事故に遭わないからなどと理由をつけて、ヘルメットは着けなくてもいいと思っていませんか。
ヘルメット着用は努力義務だからヘルメットは着けなくてもいいのではなく、自分の命を守るためや、家族を悲しませないようにするため、入院や通院で家族に迷惑をかけないようにするために着用しましょう。
そしてまた、万が一自動車との事故を起こした時に、ヘルメットのおかげであなたの命が助かることによって、事故を起こした相手の運転手を守ることになるということも忘れないでください。

あご紐を正しく締めよう

ヘルメットを着用していても事故時に脱げてしまった場合、ヘルメットを着用していなかった場合と死者の割合は大きく変わりません。つまり「あご紐」を正しく締めておかなければヘルメットの効果は期待できないということです。

団長安田さんもヘルメットで助かった

安田大サーカスの団長安田さんは2015年7月に山形県で開催されたトライアスロン大会で走行中に転倒しました。頭部と顔面を強打して一時意識を失い、救急搬送されました。治療を受けた直後の写真は、顔は打撲による腫れと外傷がひどく、頭部や手にも包帯が巻かれた姿が事故の激しさを物語った写真でしたが、「僕は大けがしたもののヘルメットのおかげでこれで済みました‼」「しばらくは不自由な生活でしたが今は元気に自転車もトライアスロンも出来る様になりました‼」とし、「いつ転けるかわからない。努力義務ですがヘルメットは皆んなにいつでも被って欲しいです」と切実に訴えてられています。

ヘルメット購入費用補助制度を活用しよう

自治体によっては、自転車用ヘルメットの購入者に補助金を支給しています。金額や条件は各自治体によって異なるものの、数千円程度の支給が多いようです。補助制度を活用して、命を守るヘルメットを購入しましょう。

例えば、愛知県では、2023年度も自転車乗車用ヘルメットの購入費用補助制度が継続されています。
 〇補助対象者 県内に住所があり、2024 年 3 月 31 日現在で満7歳以上満 18 歳以下である児童生徒等と、満 65 歳以上である高齢者
※市町村によって対象者の範囲を拡大している場合があります。
 〇補助金額  ヘルメット購入費用の 2 分の1(ヘルメット1個につき、上限額は 2,000 円)
 〇補助対象となるヘルメット 安全基準を満たす新品のヘルメット
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/459387.pdf

まとめ

今回の法改正は、あくまで努力義務なので、罰則や罰金などのペナルティはありませんが、自分と家族、そして相手の運転手のためにもヘルメットの着用を強くお勧めします。
また、ヘルメットの着用だけでなく、自転車に乗る上でルールを守ることも大切です。
自転車死亡・重症事故うち、自動車との出会い頭による事故が最も多いのですが、そのうち約8割に信号無視や一時停止を行なっていないなど自転車側の交通違反があるということです。この機会に警察庁が発行している「自転車安全利用五則」を確認して、ルールを守った自転車の安全運転を心掛けて下さい。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.files/ref.pdf