安全について
SAFETY
右足どこ? ~いつでもブレーキを踏める準備を~
このような場面でどういう運転をしていますか?
スピードを落として、歩行者や自転車に注意して運転していると答える人が多いと思います。
その時、右足はどこにありますか?
まさか、アクセルペダルを踏み込んで加速して通過するなどという無謀な運転をする人はいないと思いますが、多くの人は減速はするけれど、右足はアクセルの上に置かれているのではないでしょうか。
これは、歩行者や自転車を注意するものの、そういう人がいなければ、アクセルを踏んで加速して交差点を抜けようとしている心理があるからだと思います。
スピードを落としていても、アクセルから足を離してエンジンブレーキを効かせるだけでは安全運転とはいえません。
なぜ、右足をアクセルペダルの上に置いていてはいけないの?
歩行者や自転車が横断しているのに気づくのが遅れた時、右足をアクセルからブレーキに踏みかえるのに思った以上に時間がかかります。
早い人でも0.6秒、0.9秒台の人が最も多く、遅い人は1.5秒以上かかるというデータがあります。
たった0.6秒、たった1秒?と思うかもしれませんが、車は時速20キロで走っているとき、踏みかえが0.9秒という平均な人でも、とっさにペダルを踏みかえてブレーキを踏むまでに5メートル、さらにブレーキが利いて停止するまで3.13メートルで、制動距離は計8.13メートルになります。
また時速10キロでも制動距離は3.28メートルが必要になりますので、目の前で歩行者や自転車を発見したときには、とても間に合いません。
まとめ
このことは、交差点だけでなく、様々な場面でも同じです。
路地から飛び出して来る人や自転車を避けるとき、自転車の横を通り過ぎるとき、見通しの悪い交差点を通過しようとしたときなど危険が予想される場面では、常に「右足どこ?」を意識して、アクセルを離した右足をブレーキペダルの上に置いておくことが重要です。
そうしておけば、万が一の時に事故が防ぐことができ、仮に事故になってしまったとしても、被害をできるだけ少なくすることができます。
運転中に少しでも危険を感じたら、いつでもブレーキが踏めるように、右足をブレーキの上に乗せる習慣をつけるようにしましょう。